2012年2月24日 福島県郡山市入り

 郡山でレンタカーを借り、すでに送られていた荷物を取りにホテルに寄る。北海道のクマファクトリーからも絵本が5セット届いている。車に乗せて一路会津若松へ。園では福島子どもの友社の方が待っていてくださった。ここには原発の20km圏内のため町ごと移転した大熊町の大熊幼稚園会津若松分園がある。

去年の3月まで開設されていた会津若松の公立幼稚園の元園舎をそのまま使用しているという恵まれた環境。370人いた2園の幼稚園児が今は100人余。しかし、子どもたちは雪の中、元気だった。

降園後、職員研修。震災の話や原発の話はもう聞き飽きている中で、あえて基本的な保育の話を聞きたいという希望で、発達の話と、同時に「心理的ショックがあったときにはどのような退行が起こるか」ということをつなげてお話しする。保育者の保護者も住居を失い、慣れない繋がりのない土地で生活しなければならない。それでも、会津若松に来れた子は、外で遊べるし、園舎もある。市庁舎の一部を借りて開設している保育園もあると聞く。保護者もよりどころがなく不安定なので、園が保護者の居場所にもならないといけないことが再認識されている。

終了後、郡山まで帰って人形劇師西川さんと合流。明日の公演場所二本松の同朋幼稚園に向かう。19時着。仙台仏教青年会会長のSさん(園長の息子さん)に会って、明日の打ち合わせ。

保育に携わる全ての人へ、学びの場を提供します。
現場で必要とされる専門知識を、3か月で習得することができます
特定非営利活動法人 子どもと保育研究所 ぷろほ
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震災後支援ロードプロジェクト第3弾報告

震災後支援ロードプロジェクト第3弾報告
チャイルドライン「もしもしキモチ」
代表理事  山田真理子

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■2012年2月24日 福島県郡山市入り

■2月25日  福島県二本松市 同朋幼稚園

■2月26日 福島県いわき市へ移動

■2月27日 福島県 ほうとく幼稚園 子育て相談

■2月28日  福島県 郡山の室内遊び場「PEP KIDS Koriyama」→南相馬

■2月29日  福島県 南相馬原町聖愛保育園

■3月1日 宮城県 

■3月3日  宮城県 大川中学校学習支援

■3月4日 宮城県 福島子ども元気村メンバーと情報交換など

■3月5日 宮城県 石巻のNPOなど訪問

■3月6日 宮城県 船越レディース訪問

■3月7日 宮城県 保育園保育指導

■3月8日 宮城県 児童館子ども祭りにて子育て相談

■3月9日  宮城県 南三陸・気仙沼

■3月10日 宮城県 発達障害児ピアセンター訪問、仮設でのNPO活動見学

■3月11日  宮城県 震災後支援報告会と大川小学校追悼式

保育に携わる全ての人へ、学びの場を提供します。
現場で必要とされる専門知識を、3か月で習得することができます
特定非営利活動法人 子どもと保育研究所 ぷろほ
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