真面目な先生方の陥る罠

「食の細い子に何とか食べさせようと介助する」「制作ができない子を励まして何とか完成させる」・・真面目な先生ほど陥る罠です。
私は、保育者の専門性は、完食させることでもなければ、出来ないことを頑張らせることでもないと思っています。
今日の研修でも、そんな一所懸命に子どもに対応して事例を出してくださった先生には辛い言葉だったかも知れませんが、「保育者のするべきことは、食べさせることではなく、お腹がすくくらい楽しく遊ばせること。そして、出来ないことをさせるのではなく、その子が楽しく出来ることに変える工夫をすること。」とお話ししました。
伝わってくれたら嬉しいけど・・。

だって、保育は子どもの人生の大事な時間を借りてやっているのですから、その子にとって幸せな時間にする責任が保育者にはあると思うのです。

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