冬期開講準備中

冬期は開講されます。科目受講の皆さん、どうぞ。

保育に携わる全ての人へ、学びの場を提供します。
現場で必要とされる専門知識を、3か月で習得することができます
特定非営利活動法人 子どもと保育研究所 ぷろほ
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チェーンブランケット

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キルトの間にチェーンを入れ込んだブランケット。以前の保育研修の時に「なかなか寝付けない子どもに、重みのあるチェーンブランケットを掛けることで落ち着く」という話しをしていたら、寝付けない子どもに困っていた保育士さんが早速作って実践。それまで寝付くのに一時間くらいかかっていた子どもが、10分ほどで熟睡し、やがてその子は要らなくなって他の子どもに・・。その園ではいくつかのブランケットを作って寝付けない子どもに使っている。
今日行ったら、「山田先生に御礼のプレゼント」と手作りのチェーンブランケットを頂いた。チェーンは取り外し可能で、重さを調節できる上、汚れたら外してブランケットだけを洗濯可能!すばらしいプレゼント!これからの保育研修には持って行ってみせますね!

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「改訂児童福祉法」勉強会 

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先日、元児童相談所所長・元西南大学教授である淵上先生を囲んで、3月に改訂された児童福祉法の勉強会をしました。以下、皆さんにも知っておいていただきたいポイントを報告します。

以下、淵上先生のお話の要点
今回の児童福祉法の改訂は、第1条、第2条が大きく書き換えられた画期的なもの。
その第1条に「子ども(日本語訳は児童)の権利条約の精神にのっとり・・」と明記され、それまでの「愛護されねばならない対象としての子ども」から「権利の主体としての子ども」という大転換がある。
日本の子ども関連の法律の中ではじめて「意見の尊重」と「最善の利益の優先」が具体的文章として書かれた。
他の条項は一部改訂がなされていくだろうが、第1条の改訂はおそらく50年以上なされないと思われるため、この精神に基づいた子ども施策のあらゆる転換がこれからの社会を担う我々の使命。

まず日本における「子どもの権利条約」を学び直すところからが必要。日本は子どもの権利条約を批准(1994年)してから、子どもへの認知や環境の改善について国連から3回に及ぶ勧告をうけており、3回目は改善が見られないことから「強く政府に勧告する」と書かれている。

第2条「・・児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見(この日本語訳の妥当性については後述)が尊重され、その最善の利益が優先して考慮(この日本語訳についても後述)され・・」という文章に関して、最も違反していると気づくのは、関心や理解度の異なる子どもたちを一日中同じ部屋に置いて同じ授業をする日本の学校システムである。
特に「教育が競争的である」ことは3回とも指摘されているがその改善は大学入試における方法の変更にとどまり、日常の学校教育システムの改善には踏み込んでいない。
この背景には、そもそも1947年に児童福祉法が制定されたときの、当時の厚生省と文部省の確執がある。最初の案の中には「児童の福祉と教育」に関する法律であることが書かれていたが、文部省が「教育は自分の領域だ」と主張して「教育」の言葉を削ったため、児童福祉方の福祉の言葉の持つ意味が限定されることとなった。そのまま70年、今でも子どもに関する法律が「教育基本法」と「児童福祉法」に分かれていて、幼児期の教育をはじめ、行政に影響を与えている。

子どもの権利条約の中の文章の訳語に見え隠れするあれこれ
1,福祉:日本においては welfareを福祉と訳し、そこには「保護を要するマイナスをゼロにしてゆく視点」があるが、子どもの権利条約で福祉と訳されている単語はほとんどwell-beingである。これは、日本で言う狭い意味での児童福祉ではなく「子どもの幸せ」とでも訳されるべきものである。

2.第一義的(Primary):第2条2項で、「児童の保護者は、児童を心身共に健やかに育成することにおいて第一義的責任を負う」とうたわれているprimaryは、保護者に対しては第一義的と訳されているが、同じ単語が国や地方公共団体が主語になったとたんに「優先的に」「主に」と訳される。ここから何を読み取るかが大事。

3,子どもの意見表明権(Views):意見表明権については、日本においてよく問題にされる。その最悪なものは「子どもに意見表明権やらやったら、勝手なことばかり言うようになる」というおじ様方の言い分である。権利はやるものではなく、そもそも子どもも国民であるから、基本的人権として保障されているものであり、それを奪っていたことに気づこう。
意見も言えない小さい子ども波動するのかと聞かれることもある。子どもの権利条約で言われている「意見」の言語は「View」であって「opinion」ではない。
そしてこのViewsには、とらえ方・感じ方・思い・願い・見え方をいう意味が含まれ、子ども一人ひとりが「感じる自由」を持っており、「意思を持つことを尊重」されて生きることが保証されるというのがこの条項なのだ。「勝手なことを言うようになる」等とはほど遠い。

その他、話された大事なポイント
☆権利とは「自分が自分の主人公である」という認識。
☆教職課程や臨床心理士の課程の中の必須科目に「児童福祉」がないことが、学校現場やスクールカウンセラー・相談室に様々な課題を残している。
☆生存権・発達権の上で妨害的に作用するものは排除する義務が大人にはある。
☆問題が出てきたときは、それをバネに新たな仕組みを開拓するチャンスである。
☆子ども自身が意見を聞いてもらえると思っていないし、子どもの権利条約なんて机上の空論としらけている。意見や思いを聞いてもらえた体験のある子どもをたくさんにしてゆくしかない。
☆厚生労働省の中で、「雇用均等・児童家庭局」とまとめられてしまっていたものがやっと「子ども家庭局」が独立するという情報がある。「子ども家庭省」になるまで推し進めよう。

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園選びは大事!

私は我が子をいれたい園が筑豊にしかなかったので、関西から筑豊に主人の職場を変えてもらって、家を建てて転居した人間です。子どもにとって幼児期を過ごす場の選びは、それだけの価値があると思っています。

昨年、子どもさんが園に行きたがらず困り果てたお母さんから相談を受け、幼児期の大切さを考えると、その子に合わない場所で我慢した幼児期を過ごすことの害の方を強く感じて転園を勧めました。
そのお母さんがメールをくださいました。

「早いもので、先生に息子の保育園のことで泣いてご相談してからもう1年、息子が無事に転園してからも1年が経ちました。
前の園へはあんなに行きたがらなかった息子ですが、この1年、1度も「行きたくない」と言ったことがありません!

毎日笑顔で楽しそうに、園でのことやお友達のことを話してくれます。先生方が全身で息子を認めて受け止めてくれるので安心するのか、ものすごく落ち着いて、かんしゃくやパニックも滅多にないです。
私も穏やかになった気がします(笑)

感覚の過敏さも去年よりだいぶ落ち着いて、やっと最近、オムツじゃなくてトイレでうんちもできるようになりました。

本当に保育園って、子どもの心を育てる大切な場所ですね。
去年先生に背中を押していただき、思い切って転園して正解でした。
いくら感謝してもしきれないほど感謝しています。」

どうぞ、自分の子どもを一番に、園をしっかり選んでください。

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チェーンブランケット(子どものニーズ・その2)

1467117435383九州各地の保育園・幼稚園に、年に数回のペースで保育スーパービジョンに伺う。長いところはもう10年以上続いている。
事例にあがった子どもへの対応を一緒に考えてゆくのだが、その園の全保育士が参加する形の園だと、園全体の方向性の基盤になっているのを感じる。

以前にも書いたが、私は種を蒔いているだけだ。その種を子どもの日常という土壌に植えて、水をやって発芽に導くのは保育者たちである。そして、その後にその園に行ったときに、その実践と結果を伺うことが出来るのは至福の喜びである。
昨日の園では、昨年度の後半に「身体の緊張が高く、眠りが安定せず、感覚過敏が感じられる乳児の事例が相談された」。抱っこしている間は眠っていても、下に下ろすと起きてしまう子どもは多いが、この子はそれが極端だった。

最近、感覚統合グッズの中に「チェーンブランケット」というのを見つけていた。毛布に鎖を縫い付けた(販売されているものはそんな簡単なものではないが)もので、一定の重さを子どもの身体にかけることで、かえって落ち着いて眠れるという。何カ所かの園で紹介して「買うと高いから手作りしてみて?」と言っておいたが、この園でもその子に使ってみたという。写真のようにチェーンをキルティングに縫い付けて、それをタオルケットを半分にして縫った袋の中に入れて使っていた。

それまでは、1kgの米袋を入れたクッションを乗せて圧を掛けていたが、チェーンブランケットに替えたらみるみる落ち着いて、1~2ヶ月後にはブランケット無しでも眠れるようになって、半年後の今は不要となり、いまは4月に入園してきた他の子に使っているという。
もちろん、それ以外にも身体の緊張を解くためのタッチケア&わらべうた等も実施していて、子どもの安心のためのできうる限りの工夫をしている園だが、これまでの助言をどんどん実施した上での新たな課題に向き合っている保育士たちの姿に、「この園と出会ってよかったね」という子どもたちの報告を何例も伺うことが出来て、幸せな気分でホテルに帰った。

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子どものニーズに応えて

13348851_969044056547735_1356824096_n「子どもは必要のないことはしない。特に様々な課題を持っている子どもは、いっぱいいっぱいの中でどうしても、そうしなくては自分が壊れるからしているのだろう。
でもそれが、周りにとって困ることであるなら同じ行動を困らない方法に変えて提示することが保育者のするべきこと。
友だちに噛みつく子がいたなら、噛みつけるものを渡す。髪を引っぱる子がいたら、引っぱってもいいものを探す・・それが保育者のするべきことで、叱って止めるだけなら素人のおばさんでもできる。」・・そんな話しを講演や講義だけでなく、あちこちの園のスーパービジョンでもします。
そんな園の中の一つで、今日「先生の話を聞いて、子どもがタグが好きだから、一つのタオルハンカチにタグをいっぱいつけました!」と!
事例にあがったその子は、そのハンカチを握って満足そうでした。

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保育者の専門性を高める場が日本にある?

いま、国会も注目している保育現場の保育士不足。そして、待遇改善。
その記事の左下に「専門性高める育成を」という論考がある。私は30数年保育者養成をした立場から言えば、「保育士になるためのハードルを高くするのではなく、保育士になってから学び直せる場が欲しい」しかも「保育現場に必要な高くて具体的な専門性を学べる場が欲しい」と思って、何年もにわたって様々な形を検討した。

図1「大学の専攻科に作る?」「大学院?」「養成課程を細分化してレベルを上げる?」「保育士会などの研修を充実?」・・・でも、どれも実践的かつ効果的とは言えなかった。
とうとう、自分が理想とする形を自分で作るしかなかったわけで、それで生まれたのがこの「子どもと保育研究所ぷろほ」。
2時間程度の研修で専門性が上がる訳がない。
大学に併設すると学生募集効果が問われ、またその大学にすでにいる先生を使わなければならない。
現場で必要な専門性は、大学院の修論を書くというようなことではない。
感覚統合、虐待、絵画療法、心理学、保育心理、ワーク・・・現場が必要とすることは多岐にわたっていて、一大学の教員でやれるレベルではない。
だから、3ヶ月入学型のぷろほになった。保育士の専門性を確実に高められる場が日本に生まれた!

そして、短大・大学の先生方も、自分の専門以外の分野を保育の視点で学べる場所が必要だと思う。ぷろほにはそんな方々もきている。
2016年度に、新たな出会いが生まれること陽射しを感じながら・・。

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「強迫的な子どもたち」 (星和書店) を翻訳したのは33年前

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ふと、人と話していて33年前に仲間たちと翻訳した「強迫的な子どもたち」(ポール L. アダムス)を、思い出して取り出してみた。

1994年に再版されたときに書いた文章はそのまま今の若者たちに繋がることに戦慄を覚えた。
大学院生が無謀にも翻訳に取り組んだこの本は、今の日本の子どもたちにこそ、必要なのかもしれない。

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「相手の立場に立つ」練習、したことある?

「子どもの立場に立って考える」「子どものこころに寄り添う」という言葉は、保育者なら何度も聞いたことがあるだろう。
しかし、その練習をしたことがあるだろうか?そして、その練習方法を提示されたことがあるだろうか?答えは、おそらくNoである。
ではもしあなたが野球選手だとして、コーチが「ヒットを打つことが大事だ」と言い、「ヒットを打つには球をよく見るんだ!」というのを聴いただけで、その翌日から練習もせずにヒットが打てると思うだろうか?そんなことはあり得ない。では相手の立場に立つことはヒットを打つより簡単で、練習など要らないことなのだろうか?それもあり得ないことだ。

このところそのことをテーマにしたワークショップ入りの研修を続けて引き受けさせていただいた。通称「一人称ワーク」といい、私なりに30数年実施し改善してきた「相手の立場に立つ」練習の一部を講演の中で30分~1時間のワークショップで紹介する。「頭の中で子どもの立場に立って考えてみる」ではなく、その子になって(演じて)そのシーンの保育者役を別の人に演じてもらって、自分の中に起こってくる気持ちに目を向けるのである。(ぷろほの「保育心理演習」にあたる。)

たくさんの感想が「自分自身のしてきたことへの気づき」を伝えてくれた。
「今まで、子どもの立場に立って考えるなんて当たり前に意識していたと思っていたけれど、今日やってみて全然足りなかったことが分かった。子どものためと思っていたことが、自分でやってみると子どもを不安にさせていたり、自信をなくさせていたりしていたと反省しました。」
「困った子がいたときは実際に困った子になりきることで見えてくるものがあると分かりました」
「子どもの立場で考えているようで、考えられていない自分に気づきました」
「ダメなことはダメなんだけれど、そのことをその子の立場で伝えられる教師になりたいと思いました。」
「演者になることで、子どもとして感じることができ、子どもの心情を理解し、寄り添うことが可能になると、凄く感じました」
「子どもが納得していないだろうなと思いながら、反省させ、謝罪させていた自分に気づきました」
「子ども同士のトラブルを大人が解決しても納得できないことが伝わってきました」
「一人称で書き直すだけで、子どもの気持ちが自分の中にすっと入ってきて、そこから考えることができました」
「今日の実践交流会を見て、子どもたちは様々な気持ちを抱えていること、一番大事なのは子どもがどうして欲しいと思っているかを感じ取ることだと分かりました」
「自分が良かれと思って言っていたことが、その子の立場になって言われてみると、子どもを追い詰めていたことに気づきました」
教えられたことは忘れても、自分で気づいたことは忘れない・・。この気づきを大切に「なって感じる」この一人称ワークが、多くの園の園内研修で拡がることを願っている。

(ワークの流れは、保育心理演習のテキストぷろほ発行の「あなたの一言」(\650)でワーク1~4の段階をおって紹介されている。それぞれの保育者が持って園内研修に役立てていただきたい。)

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あけましておめでとうございます

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今年の占いがてらの福袋や千円くじ。結構当たりの品と出会えました。
写真の小さな木の家たちは、「グラムハウス」と名付けられたg=10円の木工細工。何より箱庭療法にぴったりの木の家たちに大喜び!しかも、これで100gなので千円。
長年箱庭療法をやってきていて、30年以上もグッズを集め続けているけれど、この家との出会いは久しぶりのワクワク。
きっと素敵な何かが待っている気がする2016年の始まりでした。
今年もよろしくお願いいたしますm(._.)m

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